はじめに
皆さんは「窓付き封筒」ってご存じですか?
普段目にしていても、ただの封筒と思っている方が多いのではないでしょうか?
窓付き封筒(または窓開き封筒)とは、すべて紙で覆われた封筒とは違い、宛先や差出人以外の情報を一部外から見ることができる封筒のこと。
通常の封筒よりもコストはかかりますが、官公庁から一般企業まで幅広く使われています。
今回はその窓付き封筒について詳しく解説していきます!
目次
ビジネスに便利!窓付き封筒の3つのメリット
他の封筒に比べて窓付き封筒にはどのような利点があるのでしょうか?
ここでは、主な3つのメリットをご紹介します!
①個人情報保護
封筒の封入作業で一番多いミスは宛名と封入物の入れ間違い。
これが個人情報の入ったお知らせなら大変なことになってしまいます…!
通常の封筒なら開封してみないことにはわかりませんが、窓付き封筒なら宛名が封入物と一体化しているので、そのような手間も心配もいりません。
また書き損じが防げる点でも、とても便利です。
②作業の効率化
窓付き封筒では宛名の記入やシールの作成、貼り付けといった作業が不要になるため、発送業務が大幅に効率化できます。
大量に送る郵便物にピッタリですよね!
また手書きや印字に比べて水に強いので悪天候でのトラブルを防げる点でも有効です。
③企業のカラーを出せる!オリジナルデザイン
窓から中身を見せられる分、通常の封筒よりもデザインのバリエーションが増えるので様々なデザインを楽しめます。
窓付き封筒のかわいくてアイデアが詰まったオリジナルデザイン封筒にはAmazonやアスクルで既製品の他、当社のようにオーダーメイドで作成できる企業まで数多くあります!
詳しくは『イラスト付き!窓付き封筒のオリジナルデザイン集から制作会社を選ぶポイントまで』をご覧ください!
窓付き封筒の注意点
窓付き封筒はビジネス時にとても役立つ封筒ですが、一方で気をつけなければならない部分もあります。
次は窓付き封筒を利用する際の気をつけるべき点2つをチェックしておきましょう。
①ごみの分別
窓付き封筒の「窓部分」に使用される素材は、主に「セロハン」と「グラシン」という2種類の素材が一般的です。
セロハン素材の場合、プラスチックを使用しているために、自治体によっては封筒を廃棄する際にセロハン部分を分別する必要があります。
②素材による印刷時の影響
窓付き封筒の窓部分は熱に弱いため、レーザープリンターで印刷する際、窓部分にシワがつく可能性があります。
また、そもそもレーザープリンタに対応していない窓の素材もあり、誤って印刷した場合は窓部分に何らかの影響が出てしまうことも…。
他にもグラシン素材の場合は、セロハン素材より透明度が劣るため、宛名の読み間違えが起こってしまうこともあります。
窓付き封筒を注文される際は、素材や印刷内容を明確に説明してくれる企業を選ぶことも重要です。
窓付き封筒のおすすめ業者についてはこちらの記事もご参考ください!
窓付き封筒を使うシーン
窓開き封筒は、宛先を記入する手間が省け一度に大量のダイレクトメールを送ることができることから、主にビジネスシーンで多く使用されています!
- 自治体や市町村の役場からのお知らせ
- 不特定多数の相手に送るダイレクトメール
- 株式封筒(企業の封筒)
個人情報保護ができ、コストや人件費を削減できるため、窓開き封筒はビジネスの場で欠かせないアイテムです。
それぞれ、どのようなデザインの封筒が使用されているかは『イラスト付き!窓付き封筒のオリジナルデザイン集から制作会社を選ぶポイントまで』でもご説明しておりますので、参考にしてみてください!
要注意!窓付き封筒を作成する際の郵便規則
窓付き封筒はビジネス面で非常に便利で、最近は企業ごとに様々なオリジナルデザインが人気となっていますが注意しなければならない点もあります。
実は窓付き封筒の窓の位置と大きさには郵便規則があるんです!
※封入内の印刷物を見せる目的など、宛名用として使用しない場合はこの限りではありません。
※詳細は下記、日本郵便株式会社公式ホームページをご覧ください。
- 宛名窓:45×80mm以上の長方形であること。
- 宛名以外の窓:宛名用窓の左側に設ける窓は、大きさ、形状、個数は自由。
まとめ
今回は「窓付き封筒のメリットと封筒制作時の注意点」をご紹介しました。
東京封筒では、ビジネスでも多く使用される『窓付き封筒』から、特殊な封筒や1mm単位で窓やロゴ、文字の大きさ・位置をカスタマイズできる『窓付きオリジナル封筒印刷』、既存の封筒をそのまま作成できる『これでつくって封筒』など多く封筒を取り扱っております❀
手紙や書類を送る封筒にお困りの際は、ぜひ東京封筒にお任せください!