はじめに
最近ではデジタル化が進み、”封筒”や”紙”を使用する機会が減りましたよね。
しかし、ビジネスシーンではまだ履歴書・請求書などの重要書類を発送したり、会社間でやり取りする際に重要な役割を果たすことがあります。
その際、色やサイズの選び方を知っておくことはマナー!
封筒によって適切な書類の入れ方などが違うこともあるので、書類・封筒のサイズや規格のことを知っておくことも大切です。
しかし、プライベートや学生の間で触れる機会が少ない分、このマナーを知らない人が結構いるのではないでしょうか?
かくいう私も知らなかったことや忘れていた経験が…!!
今回のブログでは、そういったビジネスで失敗できないマナーや、封筒梱包の仕方を分かりやすくまとめていきます!
目次
履歴書を送るビジネス封筒の選び方
ビジネスシーンにおける封筒の大きさや種類の選び方は「封筒に入れるもの」を考えると失敗が少なくなります。
ビジネスで使用するパンフレットや契約書などの重要書類を送る場合は、折らずに送れるサイズの角形封筒A4サイズ(297×210mm)の書類がそのまま入る角形2号(332×240mm)サイズの封筒が最も適しています。
書類や履歴書などは、なるべく折らずに送った方が受け取る相手によい印象を与えましょう。
また、ビジネスやプライベートを問わず、お礼状や招待状を送る際は、フォーマルな印象がある洋形封筒がおすすめ!
内容物と目的などを考慮して封筒を選んでいきましょう!
一般的にビジネスで使用されている封筒は、角形封筒・長形封筒・洋形封筒の大きく分けて3種類ありますが、その中でもいくつかのサイズがあり、それぞれ使用される用途が異なります。
①角形封筒
〇A4判やB4判などの紙を折らずに入れられる封筒。
小物や衣類などの発送時にも使用できます。
企業で主に使われるサイズは、以下の2種類です。
〈角形1号 270×382mm 定形外〉
B4判の用紙が折らずに入る
パンフレットや書籍を入れる際に使用
定型外郵便に分類されるため、企業パンフレットやハンドブックなど、大きく厚めの書類を封入したい時にも活用できます。
〈角形2号 240×332mm 定形外〉
A4判の用紙が折らずに入る
契約書や履歴書の封入に使用
契約書などの重要書類を送付する際は、“折り曲げ厳禁”なケースが多々あります!
角形封筒は、B4・A4などの書類を折らずに入れられるため、ビジネスでのやり取りに多く使用されます。
また書類が雨で濡れたり破れたりしないように、クリアファイルに入れて郵送する場合も多く、角形封筒の場合はクリアファイルに書類を挟んで封入することも可能です。
②長形封筒
〇オフィス業務に必須な一般的に用いられている封筒。
また、小物やアクセサリーなどの発送時にも使用できます。
〈長形3号 120x235mm 定型〉
A4横の請求書や伝票、一般的な書類の三つ折りを封入する封筒。
※幅広いオフィス業務に使用できる一般的な封筒といえます。
〈長形4号 90x205mm 定型〉
B5横三つ折り、A5横四つ折り、L判写真などを封入できる封筒。
中身の一部が見える透明窓が付いたものもあります。
※東京封筒では窓付き封筒のオーダーも可能です!!
長形封筒は、書類を折り曲げても差し支えない手紙や請求書、領収書などの封入に使用される。A4やB5書類などを折り曲げて送付したい場合をはじめ、小さめの名刺やカードなどをそのまま封入したいとき、写真やはがきを折り曲げずに封入したいときにも活用できます。
③洋形封筒
〇結婚式の招待状のようなカードや儀礼文書、DMなどの送付時に多く使用される封筒。
利用する目的や用途に応じて、サイズを選ぶことが大切です。
〈洋形2号 114x162mm 定型〉
A5の二つ折り、はがきやカードの封入に使われます。
〈洋形3号 235x120mm 定型〉
A4三つ折りが入り、招待状や案内状の封入に使われます。
カマス貼り、ダイヤモンド貼りなどの裏面の貼り方によって、相手への印象を変えることもできます。
フォーマルな印象を与えたい時には、封筒の貼り方にもこだわるのも良いですね。
また、洋形封筒はほとんどのサイズが定型郵便で郵送可能です!!
履歴書封筒のおすすめカラー
封筒には、白、茶、カラー封筒などがありますが、色に関しても状況に応じて使用しないと、知らないうちにマナー違反を犯してしまうことがあります。
そのために、ここで色ごとの意味合いや用途について学んでおきましょう!
まず色は、人々の感情や印象に影響を与えるとされています。
例えば、白色は誠実さや正統性をイメージさせ、茶色は安心感や信頼性ををイメージさせます。
封筒の色による受け取り手に与える印象は、その文書やシチュエーションによって異なる場合もあります。
白封筒(洋・無地)
「白」には「誠実」「純潔」のイメージがあり、茶封筒より比較的あらたまったフォーマルな場面で使用されることが多い封筒になります。
履歴書やエントリーシートなどは絶対に白封筒を使いましょう。茶封筒で送ってしまう方もいますが、白封筒を使用するのが一般的になります。
また、個人的な手紙や結婚式の招待状や案内状などでは白の洋封筒が多く使用されます。
茶封筒(クラフト封筒)
茶封筒は社内で扱う資料や得意先への請求書・納品書など、社内外のビジネス文書のやり取りなどのシーンで多く使用されます。
その一方で、手軽に使用できるイメージが強くあるため、重要度が高い文書の送付には不向きでしょう。
重要書類の際は封筒の厚みを増やしたり、特殊な封緘方法を用いたり、機密性をあげることが必要になります。
ただ、白封筒に比べ低価格なため、理由がない場合は茶封筒を使用するのがオススメ!
カラー封筒
カラー封筒のような色のついた封筒は、個人間での親しい間柄の人に贈る際に使用するなどインフォーマルな印象があります。
ですが、色やデザインで個性を出すことで、美容系サロンなどの企業が自分たちの企業のイメージを表す際に用いることもできます。
また、淡い色の無地封筒なら、目上の人へのお礼状などあらたまった場に使用してもOK!
ただ、いくら親しい相手でも、お礼状にカラー封筒や柄封筒を使うのは控えたほうが良いです。
どんな関係性でも改まったシーンでは白無地の和封筒または洋封筒を使うようにしましょう!
まとめ
ビジネスシーンによる封筒の使い分けは、受け取り手の印象を変え、個人だけでなく会社のイメージにまで繋がっていきます。マナー一つ一つを大事にしていきたいですね。
また、東京封筒の「窓付きオリジナル封筒印刷」や「これでつくって封筒」は、用途に合わせ様々なサイズ・色に対応できます。
サイズに関してはミリ単位で変更も可能!
現在封筒に関してお困りの方がいましたら、まずはお問い合わせからご相談下さい。
次回はビジネスシーンでの封筒の書き方・入れ方を説明していきたいと思います❀
よろしくお願いします(^^)