はじめに
みなさん、こんにちは！
東京封筒の企画担当・デザイナーのNozomiです。
今年も確定申告の時期がきましたね。皆さんは準備は整っていますか？
確定申告書を郵送で提出する予定の方も多いと思います。
税務署に足を運ばずに済む郵送提出は便利ですが、返送がないよう封筒のサイズや書き方に少し気を使う必要があります！
今回は確定申告書を郵送する際に必要な封筒のサイズや書き方、注意点をわかりやすくまとめました。
これを読めば、郵送提出の準備がスムーズに進むこと間違いなしです！！
ぜひ参考にしてくださいね。
目次
確定申告の3つの提出方法-郵送提出が選ばれる理由
確定申告の提出方法は郵送、電子申告（e-Tax）、税務署への直接提出の3つがあります。
中でも郵送提出が選ばれる理由は手軽さや時間的な余裕、税務署の混雑を避けられる点などが大きなポイント！
特に、e-Taxの環境が整っていない、慣れていない場合や、税務署に直接行けない場合に、郵送提出は非常に便利で安心できる方法です。
ここでは郵送提出のメリットと注意点をご紹介します。
確定申告書を郵送する際のメリット
確定申告書を郵送するメリットは大きく分けて下記の3つ。
- 手軽な方法で提出できる
- 税務署に行かずに済む
- 確定申告の提出期限が迫っても、混雑を避けて提出できる
確定申告の提出期限が迫ると、税務署はますます混雑します。
e-Taxも駆け込みの提出が増えて、接続障害が発生してページに接続できない可能性も出てくるでしょう。また、e-Taxの環境に慣れていない方は不安もあると思います。
郵送での提出であれば、提出期限が迫っていても心配はありません。
消印の日付が提出日として扱われるので、税務署に届いた日付が提出期限を過ぎていても、消印が提出期限内であれば問題なく受理されるのです！
確定申告書を郵送する際のデメリットと注意点
郵送は非常に便利ですがデメリットもあります…。
特によく聞かれるのが「書類の不備があると再提出の必要がある」ということ。
締切ギリギリになってしまう場合はよくチェックしてから提出しましょう！
また送付先の税務署を間違えると、申告が受理されない可能性があるので住所も再度確認してください。
他にも確定申告書を郵送提出した場合、提出後に受理されたかどうかを確認するのが難しいです。
郵送の証拠として「配達証明」や「簡易書留」を利用するのもおすすめ！※必須ではありません
普通郵便ではなく、「書留」や「簡易書留」を利用することで、郵送物の追跡や受領証明を得ることができます。これにより、万が一のトラブル時にも証拠として証明できます。
「書留」や「簡易書留」についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
確定申告を郵送する際の封筒の選び方
確定申告書を郵送する際は、A4サイズにぴったり収まるしっかりとした封筒を選び、必要な情報を正しく記載しましょう。
また封筒の色については特に指定はありませんが、一般的に白色の封筒が推奨されます。
ここでは、郵送時に適切な封筒について詳しく説明します。
封筒サイズは角形2号！
確定申告書はA4サイズの書類が一般的。
そのため「角形2号（角2）」の封筒が最も適しています。
書類が折れたり曲がったりせず、ファイルなどに入れてから封筒に入れるのが綺麗に封入できるのでおすすめです！
返信用封筒の必要性と適切なサイズ
確定申告書を郵送する際、返信用封筒は必須ではありませんが、還付金を受け取るためや税務署から追加書類が必要な場合に使用することがあります。
返信用封筒のサイズは決められていませんが、A4サイズの用紙を三つ折りにして入れられる長形3号（長3）や確定申告書の控えを折り曲げずに返送して貰うための角形2号（角2）が適しています。
しっかりとした材質で、必要な情報（自分の住所・氏名、郵便料金分の切手）を事前に記載することが大切です！
封筒のサイズについて詳しくはこちらのページをご覧ください！
確定申告を郵送する際の封筒の書き方
確定申告を郵送で提出する際、封筒の書き方で迷っていませんか？
郵送提出の場合は封筒に書くべき情報や注意点をしっかり押さえておくことが大切です！
正しく記入して、申告がスムーズに進むよう準備しましょう。
宛名の書き方- 税務署名は「御中」
税務署が法人格を持つ公的機関であるため、税務署名には「御中」を使用します。
例：
〇〇税務署 御中
〒123-4567
東京都××区××1-2-3
※住所部分は、税務署の正確な住所を記載します。
※「〇〇税務署」部分は、管轄する税務署名を記載しましょう。
※「御中」を忘れずに！
各税務署の住所は、税務署の公式ウェブサイトや、確定申告の案内などで確認しましょう。
〈注意〉
封筒の 左上部分には、自分の住所と名前を記載します。申告書が届かない場合などに返送されるため、必ず正確に記載しましょう。
朱書き「所得税確定申告書在中」
封筒の左側 に「確定申告書在中」と記載しましょう！
これにより、税務署の担当者が迅速に処理できるようになります。
※封筒に既に書かれている場合は、記載する必要はありません。
返信用封筒の記入方法と切手の貼り方
封筒の右上に適切な金額の切手を貼りましょう。
確定申告書は普通郵便で送る場合が多いですが、書留や簡易書留を利用する場合は事前に郵便局で料金を確認し、適切な金額の切手を貼ることが大切です。
返信用封筒は一般的に税務署からの返送物（還付金、追加書類の送付など）を受け取るために使用されます。適切な切手を貼ることと、自分の住所と名前の記入を忘れないようにしましょう！
※税務署からの返送物を受け取る住所として、自分の住所と名前が記載されていれば、特に税務署の情報を記載する必要はありません。
確定申告書を郵送する際の送り方と注意点
確定申告書を郵送で提出する際、確実に届くのか、不安に感じませんか？
1年に1回の大切な手続きなので、郵送方法にも注意が必要です。
郵便物が無事に税務署に届くよう、送り方や注意点をしっかり押さえておきましょう！
郵送方法は「信書」として送る
信書とは特定の受取人に対し差出人の考えを表現する、もしくは事実を伝えるために送る文書のことです。
確定申告書を郵送提出するときは、確定申告書が「信書」扱いであることを忘れないようにしましょう。
普通郵便でも送れますが、重要書類にあたるため書留郵便や簡易書留を利用し確実に受け取ってもらえるようにすることを強くおすすめします。
また、速達を利用すると、迅速かつ提出期限に間に合わせることができるのでとても便利です。
利用できないサービス
以下のサービスは、確定申告書の郵送には使用できません。
- 宅配便（クロネコヤマト・佐川急便など）
- ゆうパック
- ゆうメール
- ゆうパケット
- クリックポスト
これらのサービスは「荷物」扱いとなるため、税務署で受け付けてもらえません。誤って利用しないように注意しましょう。
提出期限直前の郵送は「消印日」に注意
確定申告の郵送提出では消印日（郵便局で押される日付）が提出日として認められます。そのため、提出期限当日に郵送しても、消印が期限内であれば期限を守ったとみなされます。
ポスト投函の注意点
ポスト投函する場合、以下の点に注意が必要です。
- 回収時間を確認する
郵便ポストの回収時間は場所によって異なり、夕方以降は翌日扱いになる可能性があります。
特に締切日当日は、ポストに投函する時間によっては消印が翌日になるリスクがあるため、事前に回収時間を確認しましょう。 - 確実に期限内に消印を押してもらうには郵便局窓口へ
期限ギリギリに郵送する場合はポスト投函ではなく郵便局窓口へ持ち込むのが安全です。
郵便局で手続きをすれば、その場で消印を押してもらえるため、提出期限を確実に守ることができます。
提出期限後のリスク
もし提出期限を過ぎてしまうと、以下のリスクが発生する可能性があります。
- 延滞税や加算税が発生する
- 申告が受理されない
- 修正申告が必要になる
こうしたトラブルを避けるためにもできるだけ早めに確定申告書を作成し、余裕を持って郵送することをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか？
今回は確定申告書を郵送で提出する際の送り方や注意点についてご紹介しました！
郵送は手軽で便利な方法ですが封筒のサイズや書き方、郵送手段に気を付けることが重要です。
『所得税確定申告書在中』の朱書きや、正しい封筒の選び方を守ることで、税務署の担当者にとってもわかりやすく、スムーズに処理が進めることができます。
また、追跡可能な郵便方法を選ぶことで、万が一のトラブルも防げますのでぜひ利用してみてくださいね。
確定申告の期限が迫る中、準備を整えて余裕を持って提出することが大切です。
ぜひ、この記事を参考に、確実に申告を完了させましょう！
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