はじめに
手紙や荷物を送った際に「郵便料金不足」として返送されたり、相手に料金を負担させてしまった経験はありませんか?
今回は郵便料金不足が起こる原因や受取人負担の仕組み、さらに未然に防ぐための対処法をわかりやすく解説します。
正しい知識を身につけて、ビジネスでもプライベートでも安心して郵便を利用しましょう。
目次
2024年の切手料金改定で郵便料金不足が増加?

2024年10月1日から郵便料金が大幅に改定されました。
例えば、定形郵便物(25g以内)は84円から110円に、通常はがきは63円から85円に引き上げられています。
【2024年10月以降の主な郵便料金】
- 定形郵便物(25g以内):110円
- 定形郵便物(50g以内):110円
- 定形外郵便(規格内50g以内):140円
- はがき:85円
この改定に伴い、旧料金の切手を貼ったまま投函し、郵便料金不足で返送やトラブルとなるケースが増えています。旧料金の切手でも、不足分の切手を追加すれば使用可能ですが、差額の貼り忘れには注意が必要です。
ここでは、料金不足を防ぐためのポイントも解説していきます。
2024年の郵便料金変更については『【料金値上げ】最新の封筒サイズ別郵便切手を徹底解説!』の記事もご参照ください。
なぜ郵便料金不足が起きるのか?
郵便料金不足は郵便物の重さやサイズに対して貼付した切手の金額が足りない場合に起こります。
特に料金改定後や封筒に複数枚の書類を入れた際は要注意!
料金表の確認を怠ると、受取人に差額を負担させてしまうこともあるため、発送前の確認が大切です。
郵便料金不足になるとどうなる?

郵便料金が不足している場合、郵便物はそのまま配達されることもありますが、不足分の料金と手数料を受取人が支払う仕組みになっています。
受取人が支払いを拒否した場合、郵便物は差出人に返送されるか、一定期間保管後に処分されます。
料金不足が繰り返されると信用を損なうこともあるため、正しい料金で発送することが大切です。
料金不足の郵便は誰が払う?
原則として、料金不足分と手数料は受取人が支払います。
これは「不足料金受取人払」の制度に基づいており、受け取り拒否の場合は差出人に返送、または郵便物の処分となります。
相手に負担をかけないためにも、正確な切手料金をチェックしておきましょう。
郵便料金不足 受取人払いの流れ
郵便料金が不足した郵便物は通常通り受取人に配達され、配達時に受取人が不足分と手数料(通常は不足分の2倍相当)を現金で支払う流れとなっています。
受取人が支払いを拒否した場合は返送または処分となります。トラブル防止のため、発送前のチェックが欠かせません。
ビジネスでの影響も大きい
ビジネスシーンで郵便料金不足が発生すると、取引先に手間や負担をかけ、会社の信用低下に繋がる恐れがあります。
封筒の送り方1つで企業の印象が左右されたり、クレームに発展する可能性もあります。また、請求書や契約書など重要書類が遅延・返送されることで、業務に支障をきたすケースも…。
ビジネスでは信用問題は特に大事です。
信頼関係を守るためにも郵送前の料金確認と適切な切手の貼付は必須と言えます。
料金不足の郵便が届いた・送ってしまった場合の対応

郵便料金が不足した状態で届いたり、自分が誤って不足料金で送ってしまった場合、どう対応すれば良いのか迷ってしまいますよね。
ここでは受取人・差出人それぞれの立場で取るべき対応や、支払いの流れ、トラブルを防ぐためのポイントを整理していきます。
正しい対処法を知って、スムーズなやり取りを心掛けましょう!
郵便料金不足の郵便が届いた場合
郵便料金が不足した郵便物が届いた場合、受取人は不足分の料金と手数料を現金で支払う必要があります。
受け取りを拒否することも可能ですが、その場合は郵便物が差出人に返送されるか、一定期間保管された後に処分されます。
特にビジネスシーンでは、こうしたやり取りが相手に不快感や負担を与える可能性があります。また、会社の印象や信用問題にも繋がるため特に細心の注意を払いましょう。
受け取り後は必要に応じて差出人に連絡し、今後の対応を相談するのもトラブル回避の一助となります。
料金不足の郵便を送ってしまった場合
このような金銭に関わるミスは相手に迷惑をかけるだけでなく、特にビジネスの場では信頼低下につながる恐れがあります。
料金不足が判明した際には、すぐに相手に謝罪と説明を行い、必要に応じて正しい料金で再送する対応をすぐに取りましょう。
今後のために、郵便物のサイズや重さを事前に確認し、正確な切手を貼る習慣を身につけることが大切です。
封筒や切手選びで郵便料金不足を防ぐ

郵便料金不足を防ぐには郵便物の重さ・サイズを正確に測り、料金表を確認して適切な切手を貼ることが基本です。
封筒の厚みや内容物にも注意し、サイズ・重量超過がないよう梱包方法も工夫しましょう。
郵便局の窓口で確認
郵便物の料金に少しでも不安がある場合は、郵便局の窓口に行き確認しましょう。
窓口ではその場で重さやサイズに応じた適切な料金を確認できるため、料金不足のリスクを確実に避けることができます。
また封筒の種類や配送方法についてもアドバイスを受けられるので、失敗することなく安心して郵便物を送ることができます。
特に重要な書類や荷物を送る際には、郵便局の窓口で確認することをおすすめします。
封筒選びの注意点(窓付き封筒・大きめ封筒)
封筒選びで注意すべきポイントはサイズと形状です!
窓付き封筒の場合、窓部分に適切な位置で書類が収まっていないと郵便物が不正規サイズとなり、料金不足が発生することがあります。
また、大きめの封筒を使用すると、重さやサイズが規定を超えてしまうこともあるため、送る内容に合った封筒を選ぶことが大切です。
適切なサイズを選び、料金を事前に確認することがトラブル防止に繋がります。
オリジナル封筒を使うときの注意
オリジナル封筒を使用する際はサイズや重量に注意しましょう。
特にサイズが独特な封筒やデザインや装飾が施された封筒は、規定サイズを超えてしまうことがあります。
郵便料金はサイズと重量で決まるため、過剰な厚みや大きさにならないよう、内容物に合わせた封筒を選び、必ず郵便料金規格との照らし合わせをしましょう!
また窓付きや封かん部分がしっかりしているかを確認し、郵便物が破損しないよう配慮することも大切です。
東京封筒で料金不足の不安を解消!
「東京封筒」では、オリジナル封筒でも郵便物のサイズや重量にぴったり合った封筒を提供しており、料金不足の不安を解消できます!
種類豊富な封筒から、送る内容に最適なものを選べるため、郵便料金を正確に計算でき安心です。
初めてオリジナル封筒を作成する、という方もぜひ封筒のデザインデータ作成からお任せください!
郵便料金不足を防ぐために、ぜひ東京封筒で適切なオリジナル封筒を作りましょう!
まとめ
「知らない間に郵便料金が変更になっていた」という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
郵便料金不足を防ぐには、封筒の選び方や料金確認が重要です。特に、ビジネスシーンでは信用問題にも繋がるため、規定内か規定外か怪しいオリジナル封筒や窓付き封筒、大きめの封筒などを使う際には、サイズや重さをしっかりチェックしていきましょう。
個人的には少しでも不安がある場合は郵便局で窓口で確認してから送るのが一番です!
また、適切な封筒選びができ、事前に料金不足の不安を解消できる東京封筒のようなサービスを利用するのもオススメ!
郵便物を送る前に一手間かけ、トラブル回避に繋げていきましょう!