はじめに
「信書」ってよく聞きますが、具体的にどのようなものでしょうか?
信書とは特定の相手に向けた意思表示や通知を行う文書のことで、請求書や契約書などが該当します。これらを送る際は適切な封筒選びがとても重要!
この記事では信書の基本から請求書やDM送付時におすすめの封筒サイズ、デザインの選び方まで解説します。
大切な書類を安心して送るために、ぜひ参考にしてみてください!
目次
信書とは?どんな書類が信書に分類される?

信書とは「特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、または事実を通知する文書」のことを指します。
これは郵便法で定められていて、日本郵便または許可を受けた信書便事業者のみが送達できる文書になります。
手紙や請求書、契約書などが該当し、宅配便やメール便では送ることはできません。
ここからは信書の具体的な定義や該当する書類について詳しく解説していきます。
信書と郵便法の関係
郵便法(第4条)では信書の送達を日本郵便(JP)の業務として独占的に規定しています。
原則として信書を送るには、日本郵便の郵便サービス(普通郵便・速達・レターパックなど)を利用しなければなりません。
また、信書便法に基づいて総務大臣の許可を得た「信書便事業者」も信書を送達することができます。
信書に該当する代表的な書類
信書に該当する代表的な書類として、まず手紙や通知書が挙げられます。
具体的には、契約書・請求書・納品書・領収書・見積書・給与明細書・住民票の写し・納税通知書などが該当します。
また、賞状や感謝状、結婚式の招待状、各種許可証や免許証の送付も信書扱いとなるので要注意です。
信書を送る際におすすめの封筒サイズと種類

信書を送る際は適切な封筒のサイズと種類を選ぶことが重要です!
一般的なA4の書類なら「長形3号」や「角形2号」が便利で、折らずに送りたい場合は角形封筒がオススメです。
また、重要書類を送る際は窓付き封筒や透けない封筒を選ぶともっと安心。
ここからは信書の内容に適した封筒サイズや種類を詳しく紹介していきます。
封筒のサイズについてもっと知りたい方は封筒サイズ一覧ページもご覧ください。
請求書送付に最適な封筒サイズ
請求書を送る際は、送付方法や書類の枚数に応じて適切な封筒を選ぶことが重要です。
一般的には以下のサイズがよく使用されます。
① 長形3号(定形郵便)
サイズ:120mm × 235mm(A4三つ折りが収まる)
特徴:コンパクトで郵送コストが抑えられる
内容量:請求書1〜3枚程度
② 角形2号(定形外郵便)
サイズ:240mm × 332mm(A4書類を折らずに入れられる)
特徴:書類をきれいな状態で送れる
内容量:契約書など同封する場合や枚数が多い場合
DM送付に最適な封筒サイズ
DM(ダイレクトメール)を送付する際は、開封率の向上やコスト削減を考慮した封筒サイズを選ぶことが大切です。
DM用のおすすめ封筒サイズはたくさんありますが、ここでは代表的なもの3つをポイントとともにご紹介します。
① 長形3号(定形郵便)
- A4サイズを三つ折りで収納可能
- 郵送コストが安く、ビジネスDMに最適
- シンプルなデザインでフォーマルな印象
② 洋形2号(定形郵便)
- コンパクトでおしゃれなDMに適用
- 封筒を開けたくなる特別感を演出できる
③ 角形2号(定形外郵便)
- パンフレットやカタログを折らずに送付可能
- 高級感や特別感を出したいDMにオススメ
またDM封筒の開封率を上げるには、視認性やデザイン性が重要です!
目を引くカラーやキャッチコピーを活用することで、受取人の興味を引きやすくなり、窓付き封筒や特殊加工を施したデザインを採用することで、開封意欲を高める効果もあります。
内容やターゲットに合わせて、最適な封筒サイズを選びましょう!
請求書やDM以外の重要書類に適した封筒の選び方
重要書類を安全に送るためには、適切な封筒を選ぶことが重要です。
以下のポイントを押さえて封筒を選びましょう!
①封筒のサイズ
折らずに送る場合:角形2号(240mm × 332mm)
コンパクトに送る場合:長形3号(120mm × 235mm、A4三つ折り対応)
② 封筒の種類
- 機密性を守るために厚手の封筒を選ぶ(クラフト紙・セキュリティ封筒)
- 透け防止の加工が施されたものを使用(内側地紋入り)
オリジナルデザイン封筒を活用するメリット

オリジナルデザイン封筒を活用すると、ブランドイメージの向上や開封率のアップにつながります。
ここからはオリジナルデザイン封筒を活用するメリットについてご紹介します。
会社ロゴ入り封筒で信頼性アップ
会社ロゴ入り封筒を使用することで、企業の信頼性やブランドイメージを向上させることができます。
正式な封筒であることが一目で伝わるため、受取手に安心感を与え、不審な郵送物と誤解されるリスクを減らすこともできます!
また、ロゴを入れることで企業の認知度も高まり、取引先や顧客との関係強化にも繋がります。
さらに、デザイン次第で高級感やプロフェッショナルな印象を与えることができるため、ビジネスの信頼度を高める効果も期待できます。
窓付き封筒で内容物を見やすく
窓付き封筒は、封筒を開けずに宛名や請求書の情報を確認できるため、誤配送防止や業務効率の向上に繋がります。
宛名ラベルを別途作成する手間も省けるため、コスト削減や作業の簡略化にも効果的。
さらに、透明フィルム部分から内容物が一部見えることで、受取手にとって視認性が向上し、重要書類としての認識が高まるというメリットもありますよ!
オリジナルデザインで開封率アップ
受取手の興味を引き、開封率を向上させるには封筒のデザインを工夫することが重要です!
企業ロゴやブランドカラーを取り入れることで認知度が高まり、信頼感のある印象を与えられます。
キャッチコピーやアイキャッチのあるデザインにすることで、DMや案内状が埋もれにくくなる効果もあります。
また、特殊な紙質や加工を施すことで高級感を演出し、重要な郵送物として認識されやすくなるなど視覚的な工夫が開封率アップにつながる鍵です。
他にも一般的な封筒とは異なる正方形や大型サイズを選ぶことで、受取人の興味を引き、開封を促す効果も期待できます!
信書を送る際の注意点

信書を送る際は、適切な配送方法を選ぶことが重要。
誤った方法で送ると法令違反となる可能性があるので、封筒の選び方や送付手段には注意が必要です!
信書に該当する書類の例や、安全に送るためのポイントを詳しく解説します。
「信書」を送る際の封筒の記載方法
信書を送る際は適切な宛名記載を記載し、安全かつ確実に信書を届けましょう。
< 宛名の記載>
- 受取人の氏名・会社名・部署名を正確に記載
- 敬称(様・御中)を忘れずに記入
<差出人情報の記載>
- 会社名・住所・担当者名を明記し、信頼性を高める
- 社名入り封筒を使用するとより正式な印象になります
<重要書類の明示>
- 「親展」や「重要書類在中」と赤字で記載し、開封を促す
- 契約書など機密性の高い書類には「折曲厳禁」の表示も有効
厳封と糊付け
「厳封(げんぷう)」とは封筒の継ぎ目に割印などを押し、第三者による開封防止を目的とした処理方法です。
特に契約書や機密文書など、改ざんを防ぎたい重要書類に用いられます。
一方、「糊付け」は日常的な郵送に適した方法で、テープやのりでしっかり封をすることで、開封時の改ざんリスクを軽減します。
文書の重要度に応じて使い分けましょう。
窓付き封筒で中身が見えない工夫を
窓付き封筒を使用する際は、機密性を確保するための工夫が求められます。
一般的な対策として、封筒の内側に地紋(パターン印刷)を施し、なるべく透けなくする方法があります。他にも窓の透明フィルムを適度に濃くすることで、角度によって視認性を抑えるなどの方法があります。
信書を誤って宅配便で送った場合のリスク
信書を宅配便やメール便で送ると、郵便法違反になる可能性があります。
万が一発覚した場合、信書を送った側だけでなく、配送業者も罰せられることがあります。
信書を送る際は必ず日本郵便または許可された信書便事業者を利用しましょう。
信書送付用オリジナル封筒は東京封筒にお任せください!
信書の送付には、適切な封筒選びを行いましょう。
東京封筒では会社ロゴ入り封筒やセキュリティ対策を施した特注封筒など、お客様のニーズに合わせたオリジナル封筒を制作いたします。
透け防止加工や窓付き封筒など、機密性と視認性を両立したデザインも対応可能。デザイン自体も東京封筒と相談しながら決めることもできます!
信頼感を高める封筒で、大切な書類を安全にお届けしませんか?
ぜひ東京封筒にお任せください!
まとめ
信書は法律上、重要な扱いとなるため、送付時には封筒のサイズ・材質・デザインをしっかり選ぶことが求められます。
特に請求書やDMなどを送る際には、企業の信頼性を高める「オリジナルデザイン封筒」を活用することで、開封率の向上やブランド認知の強化にもつながります。
ロゴやコーポレートカラーを取り入れることで、企業の信頼性が向上し、開封率アップにもつながるため、オリジナル封筒はビジネスの印象を左右する重要な要素とも言えます。
オリジナル封筒が気になる方は、お気軽に東京封筒にご相談下さい!!